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昨年までハースに在籍していた元F1ドライバーのケビン・マグヌッセンと父ヤン・マグヌッセンが2021年のFIA世界耐久選手権(WEC)第4戦ル・マン24時間レースで夢の共演を果たす事が決まった。
マグヌッセン親子はアンデルス・フィヨルドバッハと共にハイクラス・レーシングのLMP2マシン、49号車オレカ07・ギブソンを共有する。
マクラーレン、ルノー、ハースから計119回のグランプリに出走したケビンにとってはデビュー戦となるが、マクラーレン、スチュワートなどでF1キャリア24戦を重ねた父ヤンにとっては5度目のル・マンクラス優勝を目指す事になる。
ケビンはかねがね、父ヤンと共にル・マンを走りたいと口にしていたが、8月21日・22日に開催される2021年の第89回大会で遂にその夢を実現させる事になる。
ケビン・マグヌッセンはSNSを通して「いよいよだ! 今年のル・マンで父と僕は同じチームでLMP2に参戦する事になった。何年も前から目指してきた夢が本当に叶った」と喜びのコメントを発表した。
Here we go! My dad and I are going to be racing in the same team at Le Mans this year in LMP2. It’s something we’ve tried to do for years and truly a dream come true. pic.twitter.com/CfV8YYfs43
— Kevin Magnussen (@KevinMagnussen) April 23, 2021
2020年末を以てF1を離れたケビン・マグヌッセンは新天地を米国に求め、チップ・ガナッシ・レーシングからIMSAウェザーテック・スポーツカー・シリーズに参戦。デビュー戦のロレックス・デイトナ24時間では惜しくも優勝を逃した。