ルマン24時間レース:2番手快走のトヨタ7号車小林可夢偉、残り100分でまさかのスローダウン!
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ルマン24時間レース残り100分を切ったところで、2番手を快走していた小林可夢偉の駆るトヨタ・ガズーレーシング7号車が突如スローダウン。息を呑むシーンが国際映像に映し出された。
一瞬そのまま停まるかに思われたが、7号車トヨタTS050ハイブリッドは80km/hで走行を続け緊急ピットイン。エンジンあるいはギアボックス、またはスローパンクチャーなどの可能性が疑われたが、給油作業を行ったのみでそのままコースに復帰した。
TMG(Toyota Motorsport GmbH)のテクニカルディレクターを務めるパスカル・バセロンによれば、燃料不足によって燃費モードに切り替わったため失速したのだと言い、マシントラブルではないという。
レースはトヨタの2台が1-2体制を維持。8号車の中嶋一貴がトップを独走。緊急ピットインによって遅れを取った7号車が2周遅れで2番手に続き。3番手レベリオン・レーシング以下を大きく引き離している。同じLMP1のライバルは既に計4台がリタイヤ。悲願達成はほぼ確実な情勢となっている。