動画:ルクレール、映画撮影のためにフェラーリSF90ストラダーレでモナコを爆走
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スクーデリア・フェラーリのシャルル・ルクレールが5月24日(日)、フランス人のクロード・ルルーシュが監督を務める短編映画「Le Grand Rendez-vous」の撮影のために、フェラーリSF90ストラダーレでモナコの市街地を駆け抜けた。
この日、F1モナコGPの舞台、モンテカルロ市街地コースとして使われているモナコの一部公道が撮影のために封鎖された。1966年の「男と女」でカンヌ国際映画祭パルム・ドールを受賞したフランス人監督は、タイヤを軋ませながら疾走するフェラーリ初のPHEV、SF90ストラダーレをカメラに収めた。
最高出力780馬力を誇る4リッターV8ツインターボエンジンに、120kWを発する3基の電動モーターを組み合わせたSF90ストラダーレは、システム計1000馬力のハイパワーで0-100km/h加速2.5秒、最高速度340km/hを記録する。ルクレールはこの日、最高速240km/hまでスピードを上げた。
映画にはモナコのアルベール2世も登場する。撮影現場にはフェラーリ会長のジョン・エルカン、アンドレア・カシラギ王子、そしてピエール・カシラギ王子とその妻ベアトリス・ボロメオ王女の姿もあった。新型コロナウイルス感染症(COVID-19)へのロックダウン解除の影響も手伝って、バルコニーや街頭には野次馬も集まった。
「Le Grand Rendez-vous」は6月13日にプレミア上映される。