スポーツ界No.1を決めるローレウス賞にルイス・ハミルトン、日本人では大坂なおみと羽生結弦がノミネート

ローレウス世界スポーツ賞2019にノミネートされた大坂なおみとルイス・ハミルトン

スポーツ界のアカデミー賞、ローレウス世界スポーツ賞2019の候補者が17日に発表され、昨年5度目のF1ワールドチャンピオンに輝いたルイス・ハミルトンが「スポーツマン・オブ・ザ・イヤー」に、ハミルトンと共にコンストラクターズ選手権連覇を果たしたメルセデスAMGペトロナスF1チームが「チーム・オブ・ザ・イヤー」にノミネートされた。

ローレウス世界スポーツ賞は、様々なスポーツの分野で目覚ましい活躍を果たした選手及び団体を称える賞。2000年に設立され、これまでに2002年と2004年にミハエル・シューマッハが、セバスチャン・ベッテルが2014年に、それぞれ年間最優秀賞である「スポーツマン・オブ・ザ・イヤー」を受賞している。

ルイス・ハミルトンは2008年に、年間で最も躍進を示したアスリートに贈られる「ブレイクスルー・オブ・ザ・イヤー」を受賞しているものの、最優秀賞はまだ手にしていない。F1関係では、ニコ・ロズベルグが2017年に、ダニエル・リカルドが2015年、ジェンソン・バトンが2010年に、そしてファン・パブロ・モントーヤが2002年にブレイクスルー賞を授与されている。

ハミルトンは、世界ナンバーワン・テニスプレーヤーのノバク・ジョコビッチ、米NBAのスーパースターであるレブロン・ジェームズ、マラソン世界非公式最速記録保持者エリウド・キプチョゲ、そしてFIFAワールドカップでの活躍が記憶に新しいルカ・モドリッチとキリアン・エムバペと最優秀を競う事になる。

なお、日本人としては、昨年の全米オープン・シングルスを制したテニスの大坂なおみが先述の「ブレイクスルー・オブ・ザ・イヤー」にノミネートされた他、右足首の怪我を乗り越えて66年ぶりとなるオリンピック連覇を達成したフィギュアスケートの羽生結弦が「カムバック・オブ・ザ・イヤー」に名を連ねている。

結果はローレウス・アカデミー会員の投票が行われた後、2月18日にモナコで発表される。

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