フォース・インディア、22歳ニコラス・ラティフィをリザーブドライバーに起用
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サハラ・フォースインディアF1チームは、2018年のリザーブ兼テストドライバーとしてカナダ人レーサーのニコラス・ラティフィ(Nicholas Latifi / 22歳)を起用することを発表した。ラティフィは若手ドライバーテスト及び金曜フリー走行に出走する。
ラティフィは昨シーズンのF2選手権で1勝9表彰台を獲得し、178ポイントで年間5位に輝いた。また、ワークス化したルノー・スポールF1のテストドライバーを務めていた。ラティフィは喜びのコメントを発表した。
「こんな機会に恵まれて本当に興奮してる。サハラ・フォースインディアは、ここ数年間に渡って絶え間なく改善してきたチームだ。F1でのサクセスストーリーを担う一員になれる事を誇りに思う。チームがグリッド先頭集団とのギャップを縮めていく上で、僕に何ができてどのように貢献できるのかをチームに示したいと思ってる」
チーム代表のビジェイ・マリヤはラティフィ加入を歓迎すると共に、フォース・インディアには若手レーサーを育てる文化があると述べた。
「ニコラスはF2で力強いシーズンを終え、我々のチームに加入します。彼の加入によって我々のドライバー開発プログラムは強化される事になります。来年はシミュレータープログラムをサポートしてもらいながら、金曜の練習セッションでチームと共に作業にあたってもらいます。フォース・インディアには才能ある若いドライバーを育てる長い歴史があります。ニコラスは多くの事を学ぶでしょうし、F1でのキャリアを楽しみにしているようです」
フォース・インディアのドライバーラインナップに変更はなく、18年シーズンはエステバン・オコンとセルジオ・ペレスが引き続き正ドライバーを務める。