マクラーレン、アロンソの代わりにF1ベルギーGPで育成傘下のランド・ノリスを起用
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マクラーレンF1チームのジル・ド・フェラン代表は、24日(金)から始まるF1ベルギーGPのフリー走行で、フェルナンド・アロンソに代えて育成傘下のランド・ノリスを起用する事を明らかにした。今年FIA F2選手権に参戦しているノリスは、今季限りでF1を離れるアロンソのシートを狙っている。
「今週末は我々のリザーブドライバーであるランドがレースウィークで初めてMCL33をドライブする事になる」とド・フェラン。「彼はフェルナンドに代わり金曜日のFP1を担当するが、これはランドの勉強のためだけでなく、マシン開発の一環でもあり、マシンの性能向上とその評価のために行われる」
二度F1の頂点に立ったモータースポーツ界を代表するトップドライバーであるアロンソはサマーブレイク真っ只中の8月14日、今シーズンを以てF1から去る事を発表。その翌日には、アロンソの後輩であるカルロス・サインツJr.がそのシートを受け継ぐ事が明らかとなった。
ストフェル・バンドーンの契約も今季限りとなっており、残されたもうひとつのシートにはランド・ノリスの他、エステバン・オコンの名が噂されている。
18歳のイギリス人ドライバーは2017年にマクラーレンのヤング・ドライバー・プログラムに加入。昨年のハンガリーテストで初めてF1マシンを走らせた。以降、度々公式テストに参加し、F1デビューに向け着々と準備を進めている。