日本人初のカート世界王者に輝いた中村紀庵、F1を目指し2022年はOKシニアクラスにステップアップ
Published: Updated:
4年以内のF1到達を目指す中村紀庵(Kean Nakamura Berta)は今年、カート・リパブリック(Kart Republic)からOKシニアクラスに参戦。目標に掲げるF1に向けて更なる一歩を踏み出す。
カート・リパブリックはルイス・ハミルトンやニコ・ロズベルグ、ビタントニオ・リウッツィやアレックス・ザナルディ、ランス・ストロール等を発掘・育成してきた伝説的なスカウトマン、ディーノ・キエーザが2017年に設立したレースチームだ。
スロバキアと日本のハーフとして生を受けた中村紀庵は2019年にカートを始めると、昨年のCIK-FIAカート世界選手権OKジュニアクラスを制覇。日本人ドライバーとして初めてFIAカート世界選手権チャンピオンに輝いた。
ドライバーマネジメントプログラムを担当するBuzzグループの長谷川大祐代表は「着実にF1ドライバーへのステップを駆け上がっていく紀庵の、 今後の活躍に目が離せません。応援よろしくお願いします」とコメントを寄せた。
Buzzによると今年の11月に15歳の誕生日を迎える中村紀庵は現在、父親の仕事の関係でイギリスに在住しており、学業とレースを両立しながらF1ドライバーを目指して活動していく。