F1日本グランプリ、前年比20%増の16万5千人の観客を動員。ホンダが復帰した2015年と同水準に大きく回復
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10月5日から3日間の日程で三重県鈴鹿サーキットで開催された2018年F1日本グランプリが7日に閉幕。昨年より2万8,000人多い、のべ16万5,000人のファンが会場に足を運んだ。
サーキット側は、練習走行が行われた開幕初日は約3万1,000人(前年比+5,000人)、予選が行われた6日は約5万3,000人(同+10,000人)、そして決勝が開催された7日は約8万1,000人(同+13,000人)の来場者があった事を発表した。
フォーミュラ1は日本のみならず世界的に人気が低迷。日本開催のグランプリでは2006年に過去最高となるのべ36万1,000人を記録したものの、以降は低下に歯止めがかからず、昨年はのべ13万7000人と過去最低を記録していたが今年は一転。ホンダがF1復帰を果たした2015年と同水準に大きく回復した。
今年のF1日本グランプリは鈴鹿サーキットでの30回目の記念大会という事で、本田技研工業株式会社がタイトルスポンサーに就任。ホンダとスクーデリア・トロロッソがタッグを組んだ初年度であった事もあり、盛り上がりを見せた。
先々月、鈴鹿サーキットを運営する株式会社モビリティランドは、FOWC(フォーミュラ1ワールド・チャンピオンシップ・リミテッド)との間でF1グランプリ開催契約を更新。2021年までの開催が決定したばかりであった。