ジェイミー・チャドウィック、COTA連勝で2度目のWシリーズ・チャンピオンに!小山美姫はランキング14位

2021年のWシリーズチャンピオンを獲得したジェイミー・チャドウィックとウィリアムズF1のジョージ・ラッセル、ニコラス・ラティフィ、2021年10月24日サーキット・オブ・ジ・アメリカズ(COTA)にてCourtesy Of Williams

ウィリアムズF1の開発ドライバーを務めるジェイミー・チャドウィックが、F1サポートレースとしてサーキット・オブ・ジ・アメリカズ(COTA)で開催されたシーズン最終ダブルヘッダーで連勝を挙げ、2度目のWシリーズ・タイトルを獲得した。

チャドウィックは土曜日のレース1で優勝。ランキング2位のアリス・パウエルに10ポイント差をつけ24日のイベントに臨むと、再びポールポジションを獲得して2位アビー・プリングと3位エマ・キミライネンを抑えてトップチェッカーを受けた。

今季はポールポジション4回、優勝4回、表彰台7回、ファステストラップ2回を記録し、トータル159ポイントを稼ぎ出した。

「ずっとプッシュし続けてきた結果として、ここに至る事ができて本当に嬉しいです」とチャドウィック。

「アリス(パウエル)には心からの祝福を贈らなきゃなりませんね。彼女はシーズンを通してずっと私をプッシュし続けてきました」

Courtesy Of Williams

2021年7月31日のWシリーズ第4戦ハンガロリンクの決勝レースをリードするジェイミー・チャドウィック

タイトルを防衛したチャドウィックには50万ドルの賞金と、F1参戦に不可欠なスーパーライセンス用の15ポイントが与えられる。

チャドウィックはWシリーズ発足後の全てのチャンピオンシップを制してきた。次なるキャリアに注目が集まるが、現時点で発表できる事はないという。

「私はウィリアムズと素晴らしい関係を築いています。彼らには本当に感謝しています。次の事は分かりませんが、まずはこの瞬間を楽しんで、そこから進んでいきたいと思っています」

チャドウィック、パウエル、キミライネン、ネレア・マルティア、サラ・ムーア、ファビエンヌ・ウォルウェンド、プーリング、ヴィッセルの上位8名のドライバーは2022年のWシリーズへの出場権を獲得した。

日本の小山美姫はランキング14位で2年目のシーズンを終えた。

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