ジェック・エイトケン、ルノーF1離脱を発表…2年に渡ってリザーブドライバーとして活躍
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ジャック・エイトケンは3日、ソーシャルメディアを通してルノーF1チームを去ったと発表した。24歳のイギリス人ドライバーは2018年以降、ルノーのリザーブ兼サードドライバーを務めていた。
2015年にフォーミュラ・ルノー・ユーロカップでチャンピオンに輝いたエイトケンは、2017年にARTグランプリからGP3シリーズに参戦。ランキング2位を獲得し、その翌年にFIA-F2選手権へとステップアップを果たすと共に、ルノーのリザーブドライバーに就任した。
カンポス・レーシングから参戦した昨年のF2では、優勝3回を含む7つの表彰台を獲得してランキング5位につけた。また同年4月のバーレーンと、5月のスペインでのF1公式テストではR.S.19をドライブ。F1マシンをテストした。
エイトケンは声明の中で「ルノーとアカデミーのおかげで、僕は今後のキャリアアップにおける有益なポジションを経験する事が出来た。彼らに感謝の意を表したい。モータースポーツ界の頂点に立ちたいという願いを実現するために、今後も邁進するつもりだ」と語った。
F2カンポスは今季ドライバーラインアップを発表しておらず、現時点におけるエイトケンの2020年の計画プランは不明だが、エイトケン自身は2月4日に何らかの発表を行う事を示唆している。
なおエンストンに本拠を構えるルノーF1チームは、2月12日にフランス・パリで2020年の新車「R.S.20」を発表する。