ダニエル・リカルド、白煙吹いてリタイヤ「原因はエンジンじゃなくクラッチ」

2018年F1イタリアGP決勝でルノーとフェラーリを後続に従えるレッドブル・レーシングのダニエル・リカルドcopyright Red Bull Content Pool

レッドブル・レーシングのダニエル・リカルドは、ルノー製パワーユニット”スペックC”に換装した事で降格ペナルティを受け19番グリッドから第14戦イタリアGP決勝レースをスタート。11番手にまで追い上げたものの、23周目にマシンリアから白煙を吹きリタイヤを喫した。

スペックCは性能こそ向上するものの信頼性の確保が十分ではなく、故障のリスクが高いとされていた。それだけに、リタイヤの原因は当初パワーユニットにあると思われていたが、ルノーが調査を行ったところ、現時点ではクラッチが疑わしいとの結論に至っている。

リタイヤの原因は原因はエンジンじゃなくクラッチ

ダニエル・リカルド決勝: リタイヤ位, グリッド: 19番手

今回もストレスの溜まるレースだったよ。ストロールをオーバーテイクした後にミラーを見てみたら何だか後ろの方がよく見えなくて、おかしいなって思ったらマシンの後ろから煙が吹き出してるのが分かったんだ。無線でその事を報告したらエンジニアにマシンを止めるように言われたよ。

最初はパワーユニット関連なんじゃ…って思ってドキドキしちゃったんだけど、ガレージに戻ってきたマシンを調べてもらったら、クラッチの問題っぽいって言う話だった。ここ最近は悔しいレースが続いてるけど、シンガポールではマシンにいくつか修正を加えて、信頼性をあげて表彰台を狙えるといいね


53周で争われた決勝レースでは、3番グリッドからスタートしたメルセデスAMGのルイス・ハミルトンが、僚友バルテリ・ボッタスのサポートを得て逆転優勝。2位は地元フェラーリのキミ・ライコネン。3位表彰台には今回のレースの影の主役ボッタスが滑り込んだ。

F1サーカスはヨーロッパラウンドに別れを告げ、9月14日(金)から始まるシンガポールGPへと向かい、戦いの舞台をアジアに移す。

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