イモラ、フェルスタッペン参加イベントの騒音で罰金…レッドブルF1マシンが制限超過
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F1エミリア・ロマーニャGPの舞台として知られるイモラ・サーキットは、レッドブル・レーシングのF1マシンの騒音が原因で当局から500ユーロ、約7万円の罰金を科せられたようだ。
伊「コッリエーレ・ディ・ボローニャ」によるとマックス・フェルスタッペンは、鈴鹿F1日本GPで2度目のワールドチャンピオンに輝いた3日後の昨年10月12日、デビッド・クルサードと共にフィルミングデーを利用したプロモーション撮影に参加した。
1.6リッターV6ハイブリッド・ターボエンジンを搭載する最新世代のシングルシーターであれば制限に引っかかる事もなかったのだろうが、この日用意されたのは最新のリバリーに換装された「RB9」だった。2013年にセバスチャン・ベッテルが最後のF1タイトルを獲得した際の愛機だ。
ルノーのV8自然吸気エンジン「RS27-2013」は現行ハイブリッドとは比べ物にならないレベルの爆音を奏でる。どちらのドライバーがドライブしていたのはか不明だが、「RB9」は騒音規制を超える値を記録したという。
報道によると、イモラのオートドローム・観光・市民サービス担当のエレナ・ペナッツィは「この1年間でオートドロームが騒音を出したのはレッドブルのイベントのみだった。多くの活動が行われたにもかかわらず、それらは常に制限内に留まっていた」と語った。
「10月12日、レッドブルが現行よりも古いクルマを持ち込み制限値を超えてしまった。ほんの数周の出来事だった」