ダニール・クビアト、FP2で10番手「敢えて攻めた走りはしなかった」

エンジニアと話をするトロロッソ・ホンダのダニール・クビアト、2019年F1ハンガリーGPにてcopyright Red Bull Content Pool

トロロッソ・ホンダのダニール・クビアトが、8月2日(金)に行われたF1第12戦ハンガリーGP初日プラクティスを振り返った。クビアトは午前のFP1で33周を走り込み13番手、ウェットとなった午後のFP2では22周を走破し10番手タイムを記録した。

チームメイトのアレックス・アルボンが、FP2で雨に濡れた芝生に乗り上げクラッシュを喫した一方で、クビアトはこのようなリスクを避けるために「敢えて攻めた走りはしなかった」と語った。

トロロッソは最初のセッションで、タイヤから空力に至るまでの広範囲なテストプログラムを実施。その結果を踏まえ、FP2に向けてセットアップを調整した。チーフレースエンジニアを務めるジョナサン・エドルズによると、まだマシンバランスに改善の余地はあるものの、変更が功を奏して競争力は一歩前進したという。

攻め過ぎないように気をつけた

ダニール・クビアトFP2: 10位, FP1: 13位

今日はやりづらい一日だった。 終始霧雨に見舞われたFP2では、縁石が濡れていたから、あまり攻め過ぎるべきじゃないと判断した。リスクを負うような価値はなかったしね。そうは言っても、無意味なセッションだったわけじゃない。ラップ毎に学びがあった。エンジニアに大量のデータを提供できたから、明日に向けてステップアップするために、今夜はこれを分析するつもりだ。

今日は全体として、クルマを正しいウインドウに入れ込む事に取り組みながら、タイヤとセットアップがパフォーマンスに対してどう作用するかについての理解を進め、どの方向性で作業を進めればよいかを把握することができた。明日はこれらの点を全てをまとめ上げたいと思う。


初日をトップで締め括ったのはレッドブル・ホンダのピエール・ガスリー。2番手にはマックス・フェルスタッペンが続き、レッドブル・ホンダが1-2体制で初日を締め括った。

2019年F1ハンガリーグランプリ3回目のフリー走行は、日本時間8月2日(土)19時から20時まで、公式予選は同22時から1時間に渡ってハンガロリンクで開催される。

F1ハンガリーGP特集

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