ピエール・ガスリー、最速刻むも慎重「フェラーリは隠し持っている」
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レッドブル・ホンダのピエール・ガスリーは、8月2日(金)に行われたF1第12戦ハンガリーGP初日、ドライコンディションとなった午前のFP1で4番タイムを刻み上々のスタートを切ると、ウェットとなった午後のFP2では全体ベストを記録。全20台の中で最も速いタイムを残し、初日を締め括った。
セッションを終えたガスリーは、前向きな言葉を口にしながらも「予想するには時期尚早」「フェラーリはまだ本気を出していない」などと語り、慎重な姿勢を貫いている。実際セバスチャン・ベッテルは、3番手を刻んだFP1の自己ベストラップについて「本気で走ったわけではない」と語っている。
最新型エンジンと車体アップグレードによって、レッドブル・ホンダRB15は第9戦フランスGP以降、一気に競争力を上げてきているが、ガスリーはチームメイトが優勝を飾った2レースで低い評価に甘んじている。
オーストリアではマックス・フェルスタッペンに周回遅れにされ、ドイツではクラッシュによってチェッカーフラッグを受ける事なくレースを終えているだけに、決勝のリザルトで成果を上げるまで気を抜く事は出来ない。
最速刻むも慎重「フェラーリは隠し持っている」
ピエール・ガスリーFP2: 1位, FP1: 4位
僕らのクルマには速さがあった。今回のパッケージは、ドライとウェットの両方のコンディションで上手く機能しているように思う。だけど、今日のコンディションは複雑で不安定だったから、現時点で何かを結論付けることは難しい。
あまり多くは走り込めなかったけど、今日のセッションでは2回ともクルマに満足できた。 とは言え、今の時点で自分たちのポジションを予想するのは時期尚早だ。明日も今日と同じように、予測不能な厄介なコンディションになる可能性もあるし、今は何とも言えないよ。
メルセデスは予想通りすごく速いし、おそらくフェラーリも本来のペースを発揮していないだろうから、僕らがどのポジションを懸けて争えるかを知るには、明日まで待つ必要があると思う。フェラーリとの争いは凄くタイトになるはずだ。
2019年F1ハンガリーグランプリ3回目のフリー走行は、日本時間8月2日(土)19時から20時まで、公式予選は同22時から1時間に渡ってハンガロリンクで開催される。