爪を隠したベッテルと、バランスに苦戦したルクレール / Ferrari
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スクーデリア・フェラーリは、8月2日(金)に行われたF1第12戦ハンガリーGP 2回目のプラクティスで、シャルル・ルクレールが7番手、セバスチャン・ベッテルが13番手に甘んじ、トップ争いとは程遠いポジションで初日を終えた。
ベッテルは、ドライコンディションの中で3番手タイムを刻んだFP1について「全力を出し切ったわけじゃないから、まだかなりタイムを縮められる」と語り、改善の余地が大いにあるとの考えを示した。ルクレールはFP1で6番手、FP2で7番手と同じようなポジションにつけたが、バランスに苦戦していたとの事で、改善の必要性を訴えた。
フェラーリ:F1ハンガリーGP初日
セバスチャン・ベッテルFP2: 13位, FP1: 3位
今朝のセッションは悪くなかった。あの時の僕の最速ラップは、マシンのポテンシャルを全て引き出したものではないから、改善の余地はかなり大きい。実際のところ、僕はタイムを追求せずに、クルマの感触を確かめる事に焦点を置いていた。とは言え、ライバルと比べた際の相対的なパフォーマンスについては明日にならないと分からないし、まだやるべき仕事が残っている状態だ。
午後については特に何も言うことはないよ。もちろん、こういったセッションでも学びはあった。ホッケンハイムに続いてインターミディエイトタイヤでの経験が得られたし、これは僕にとって意味のあることだった。今回持ち込んだ空力アップデートを現時点で評価するのは難しいけど、期待通りに機能していたのは間違いない。
シャルル・ルクレールFP2: 7位, FP1: 6位
天気が不安定だったから、かなり難しい1日だった。最初のセッションは全体的にドライコンディションだったけど、2回目のプラクティスは雨だった。僕の方は総じてマシンバランスに苦戦しているから、明日に向けて改善策を見つけようと頑張っているところだ。
ウエットの方が良い感じだったから、予選のコンディションがどうなるのか興味深いね。良い面をあげると、今日は何点が新しいパーツをテストしたんだけど、どれも予想通りに機能していた。明日に向けて、一歩前進出来る事を願うよ。
初日をトップで締め括ったのはレッドブル・ホンダのピエール・ガスリー。2番手にはマックス・フェルスタッペンが続き、レッドブル・ホンダが1-2体制で初日を締め括った。
2019年F1ハンガリーグランプリ3回目のフリー走行は、日本時間8月2日(土)19時から20時まで、公式予選は同22時から1時間に渡ってハンガロリンクで開催される。