今季末で契約切れのルイス・ハミルトン、来季導入のピレリ製18インチタイヤを初堪能
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メルセデスAMGのルイス・ハミルトンは、2位を獲得したエミリア・ロマーニャGPを終えて現地イモラ・サーキットに留まり、4月20日(火)に2022年仕様のピレリ製18インチタイヤのテストに臨んだ。
日曜は荒れたウェットレースとなったが、この日は晴天に恵まれ午前に55周を走行。午後も精力的に周回を重ねて、1日を通して130周、レース約2回分のマイレージを稼いだ。
ハミルトンが18インチプロトタイプをテストしたのはこの日が初めてだが、現時点では来季のF1契約を締結していないため、実際にこのタイヤを履いてレースをするかどうかは未定だ。
ピレリは2022年の導入に向け、まずは2月にスペインのヘレスで開発プログラムをスタートさせた。今季グリッドに並ぶウィリアムズを除く全チームがプログラムに参加・協力する。
トップバッターはフェラーリで、3月末のバーレーンGP後にはアルピーヌが作業を引き継いだ。5月11日のカタロニア・サーキットでのスペインGPの後には、レッドブル、アルファロメオ、アルピーヌが18インチのテストに取り組む。
メルセデスは水曜にバルテリ・ボッタスがイモラでの作業を引き継ぎ、5月にはポール・リカール・サーキットでウェットテストを、続く8月にはハンガロリンクでドライテストを実施する。
— Mercedes-AMG PETRONAS F1 Team (@MercedesAMGF1) April 20, 2021