今季末で契約切れのルイス・ハミルトン、来季導入のピレリ製18インチタイヤを初堪能

2022年仕様のピレリ製18インチタイヤを履いたメルセデスW12に乗るルイス・ハミルトン、2021年4月20日イモラ・サーキットにてcopyright Pirelli & C. S.p.A.

メルセデスAMGのルイス・ハミルトンは、2位を獲得したエミリア・ロマーニャGPを終えて現地イモラ・サーキットに留まり、4月20日(火)に2022年仕様のピレリ製18インチタイヤのテストに臨んだ。

日曜は荒れたウェットレースとなったが、この日は晴天に恵まれ午前に55周を走行。午後も精力的に周回を重ねて、1日を通して130周、レース約2回分のマイレージを稼いだ。

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2022年仕様のピレリ製18インチタイヤを履いてイモラ・サーキットのコースに向かうメルセデスのルイス・ハミルトン、2021年4月20日

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2022年仕様のピレリ製18インチタイヤを履いたメルセデスW12を駆るルイス・ハミルトン、2021年4月20日イモラ・サーキットにて

ハミルトンが18インチプロトタイプをテストしたのはこの日が初めてだが、現時点では来季のF1契約を締結していないため、実際にこのタイヤを履いてレースをするかどうかは未定だ。

ピレリは2022年の導入に向け、まずは2月にスペインのヘレスで開発プログラムをスタートさせた。今季グリッドに並ぶウィリアムズを除く全チームがプログラムに参加・協力する。

トップバッターはフェラーリで、3月末のバーレーンGP後にはアルピーヌが作業を引き継いだ。5月11日のカタロニア・サーキットでのスペインGPの後には、レッドブル、アルファロメオ、アルピーヌが18インチのテストに取り組む。

メルセデスは水曜にバルテリ・ボッタスがイモラでの作業を引き継ぎ、5月にはポール・リカール・サーキットでウェットテストを、続く8月にはハンガロリンクでドライテストを実施する。

F1エミリア・ロマーニャGP特集

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