寂しい…とルイス・ハミルトン、去る戦友ボッタスをアロンソやバトンを凌ぐ「最高のチームメイト」と最上級の表現で称える
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バルテリ・ボッタスが2021年末限りでメルセデスを去りアルファロメオに移籍する事が正式発表された事を受け、ルイス・ハミルトンは5シーズンを共にしたチームメイトを最上級の表現で称えた。
ハミルトンがボッタスとのタッグを開始したのは2017年の事だった。それ以前にハミルトンは、屈指のトップドライバーであるジェンソン・バトンやフェルナンド・アロンソと共に仕事に取り組んでいるが、ボッタスはそんなF1ワールドチャンピオンを上回る「最高のチームメイト」だと称賛した。
同じくF1王者のニコ・ロズベルグの後任として過去4シーズンに渡ってコンストラクターズ選手権を共に制覇してきた戦友ボッタス移籍の報を受けハミルトンは、SNSに次のメッセージを寄せた。
「この5年間、バルテリと一緒に仕事ができた事を心から誇りに思っている。僕らは4度のコンストラクターズチャンピオンを獲得したチームの一員として、浮き沈みの激しい中、お互いにモチベーションを高め合ってきた」
「彼は僕がこれまでに共に仕事をした中で最高のチームメイトだった。そのスピードと屈強な精神が素晴らしいのは勿論だけど、僕が本当に傑出したと感じているのはその称賛すべき人間性だった」
ハミルトンが使ったのは”最高とまでは言わないけど最良”を意味する英語表現でよくある「one of the best」ではなく、文字通り唯一無二の”最高”を意味する「the best」だった。人物評価において少なくともF1においては、この表現を目にする事はまずない。
「君は自分自身が思っている以上に偉大だし、君の目の前に明るい未来が待っている事を僕は知っている」
「バルテリ、これまでのサポートとこのチームへの素晴らしい貢献に感謝してる。いなくなると寂しくなるけど今後の活躍を祈ってる。最後までやり切って共にチームのために8回目の(チャンピオン)獲得を目指そう」
ボッタスがハミルトンと共に上がった表彰台の数は51回を数え、共に獲得してきた総ポイントは2,976.5ポイントに上る。