ハースF1、新チームロゴを発表…マネーグラムの冠スポンサー就任を経て
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マネーグラム(MoneyGram)のタイトルスポンサー就任を経て、ハースF1チームは1月4日(水)、2023年シーズンに向けて新たなロゴを発表した。
右側にマネーグラムの「矢印」を模したロゴマークが加えられ、ロゴタイプの配置はマークの右側と下側の2バージョンが用意された。
国際送金ネットワーク事業を営むマネーグラム・インターナショナル社とのタイトルスポンサー契約が発表されたのは昨年10月のアメリカGPの事だった。
ミック・シューマッハに代えてニコ・ヒュルケンベルグを起用した米国カナポリスのチームはこの契約の一環として、2023年のFIA-F1世界選手権で「マネーグラム・ハースF1チーム」を名乗る。
ハースはこれまで上限以下の予算で全てをやりくりしていたが、マネーグラムとの契約により今後3シーズンに渡って年間2,000万ドル、約29億6,500万円が上乗せされるものと見られる。
これはハースの年間予算がレッドブルを含むトップチームに匹敵する水準に達する可能性がある事を意味する。
財務規定導入以前の投資によるインフラのキャリオーバーがあるため、予算が同等という事は必ずしも同等のリソースを持つという事を意味しないが、それでもなお基本的には予算とパフォーマンスは比例するため、競争力の更なる向上が期待される。
チーム代表を務めるギュンター・シュタイナーは新たなチームロゴの発表に際し「1月を迎え、正式にマネーグラム・ハースF1チームを名乗る事になり嬉しく思う。タイトル・パートナーシップ発表の時から我々はこの日を心待ちにしていた」と語った。
「これからの数週間が楽しみだ。新たなリバリーと今季仕様のVF-23の発表が迫っている。その後、プレシーズンテストを経てバーレーンでシーズンが開幕する」
「チームの誰もが、ケビン・マグヌッセンとニコ・ヒュルケンベルグという新しいドライバーラインナップに意気揚々としている」
「マネーグラム・ハースF1チーム。実にいい響きだ!」