激しいウェットで走行見合わせ続出…ザウバー勢が1-2 / F1ドイツGP《FP3》結果とダイジェスト

雨のホッケンハイムリンクを走るトロロッソ・ホンダSTR13copyright Red Bull Content Pool

F1ドイツグランプリ2日目、初日とは打って変わり7月21日(土)の独ホッケンハイムリンクは雨。気温19℃、路面温度23℃のウェットコンディションとなった。セッション時間内の降水確率は100%という状況の中、かなりの量の降雨がコースを打ち付けたため、各チームともにリスクを嫌い、セッションの大半をガレージ内で過ごした。

幾らか雨が弱まった最終盤に各車コースイン。公式予選もウェットが予想されるため、マシンチェックや感触の確認のために全てのドライバーがコースに出た。とは言え、タイムを計測したのは9台のみ。レッドブルの2台、フェルナンド・アロンソ(Mclaren)、セルジオ・ペレス(Force India)は1周のみの走行に留まった。

2018年F1第11戦ドイツGP土曜フリー走行でトップタイムを記録したのは、アルファロメオ・ザウバーのシャルル・ルクレール。8周を走り1分34秒577をマークした。2番手は同じくザウバーのマーカス・エリクソン。3番手はウィリアムズのセルゲイ・シロトキンという風変わりな顔ぶれがTOP3を占めた。

トロロッソ・ホンダ勢は2台ともにタイムを計測。ピエール・ガスリーが5番手。ブレンドン・ハートレーが6番手につけた。前日のFP2でトップから0.026秒差の2番手につけていたメルセデスAMGのルイス・ハミルトンは体調不良を訴え、最後の10数分のみガレージに姿を現した。午前中はひたすらモーターホームに籠もっていたとの事で予選への参加が心配される。

ドイツグランプリ公式予選は、日本時間7月21日(土)22時から1時間に渡ってホッケンハイムリンクで開催される。

2018年F1第11戦ドイツGPフリー走行3(FP3)リザルト

Pos No Driver Team Time Gap Laps
1 16 シャルル・ルクレール ザウバー・フェラーリ 1:34.577 8
2 9 マーカス・エリクソン ザウバー・フェラーリ 1:35.000 +0.423 9
3 35 セルゲイ・シロトキン ウィリアムズ・メルセデス 1:35.334 +0.757 9
4 5 セバスチャン・ベッテル フェラーリ 1:35.573 +0.996 5
5 10 ピエール・ガスリー トロロッソ・ホンダ 1:35.659 +1.082 6
6 28 ブレンドン・ハートレー トロロッソ・ホンダ 1:36.151 +1.574 6
7 27 ニコ・ヒュルケンベルグ ルノー 1:36.873 +2.296 4
8 7 キミ・ライコネン フェラーリ 1:37.755 +3.178 4
9 18 ランス・ストロール ウィリアムズ・メルセデス 1:38.393 +3.816 7
10 8 ロマン・グロージャン ハース・フェラーリ 2
11 20 ケビン・マグヌッセン ハース・フェラーリ 2
12 33 マックス・フェルスタッペン レッドブル・タグホイヤー 1
13 14 フェルナンド・アロンソ マクラーレン・ルノー 1
14 2 ストフェル・バンドーン マクラーレン・ルノー 2
15 3 ダニエル・リカルド レッドブル・タグホイヤー 1
16 55 カルロス・サインツ ルノー 2
17 77 バルテリ・ボッタス メルセデス 2
18 31 エステバン・オコン フォースインディア・メルセデス 2
19 11 セルジオ・ペレス フォースインディア・メルセデス 1
20 44 ルイス・ハミルトン メルセデス 2

コンディション

天気
気温19℃
路面温度23℃

セッション概要

グランプリ名 F1ドイツGP
セッション種別 フリー走行3
セッション開始日時

サーキット

名称 ホッケンハイムリンク
設立 1932年
全長 4574m
コーナー数 17
周回方向 時計回り

F1ドイツGP特集

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