ピエール・ガスリー、18インチ開発タイヤを履き164周を走破「大口径ホイール、カッコよくない?」

18インチタイヤを装着したアルファタウリ・ホンダのF1マシンとピエール・ガスリー、2021年7月6日レッドブル・リンクにてcopyright Pirelli & C. S.p.A.

アルファタウリ・ホンダのピエール・ガスリーが2022年型のピレリ製18インチタイヤテストに参加し、1日を通してオーストリアGP決勝レースの2回分に相当する164周を走り込んだ。

ガスリーは日曜のレースを終えて現地シュピールベルクに留まり、7月6日(火)にレッドブル・リンクで再びF1マシンのステアリングを握った。持ち込まれたトロロッソ・ホンダ時代の旧車には今季型AT02のリバリーが施された。

晴天に恵まれ絶好のスリックテスト日和となったこの日、午前のセッションは路面温度31度のドライコンディションでスタート。ガスリーは昼までに69周を重ねると、午後は95周のマイレージを稼いで経験とデータを蓄積した。

1日を振り返ったガスリーは「色々と収穫を得る事ができた。この大型のホイール、カッコよくない? この後は家に帰って連戦の疲れを癒やす事にするよ」

F1はレースをよりエキサイティングなものとすべく、現行スペックより温度変化の影響を受けにくく、かつサーマル・デグラデーションを抑えたゴムの開発をピレリに求めている。タイヤマネジメントの手間が減ればドライバーはより一貫してプッシュする事が可能になるという理屈だ。

テスト2日目の水曜はガスリーに代わって角田裕毅がプログラムを引き継ぐ。

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