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アルファロメオ・レーシングは6月22日のF1フランスGP公式予選でアントニオ・ジョビナッツィがQ3進出を果たし10番手を獲得するも、キミ・ライコネンはQ2ノックアウトで12番手という結果に終わった。
ジョビナッツィがQ3進出を果たしのは第4戦アゼルバイジャンGP以来。ライコネンは僅差でトップ10を逃す事となったが、タイヤ選択の自由があるため、デグラデーションが酷く使い物にならないソフトコンパウンドでのスタートを避ける事が出来る。
フレデリック・バスール代表は「明日の決勝に向けて好位置を確保できた。努力に見合うような成果が挙げられるように、2台のクルマにとって最適なストラテジーを練り上げるために全力で仕事に取り組む」と誓った。
アルファロメオ:F1フランスGP予選
キミ・ライコネン予選: 12位, FP3: 10位
今回持ち込んだ新しいパーツが上手く機能してる。今日の僕らにはQ3に進出できるだけの十分な競争力があった事は間違いないけど、残念ながらQ2の最後のラップでミスを犯してしまったから、トップ10を逃したのは驚きでも何でもない。そうは言っても、僕らは決勝に向けて良いポジションにいる。タイヤを自由に選べるし、クルマの状態もかなり良い。明日がどういう結果になるか楽しみだね。
アントニオ・ジョビナッツィ予選: 10位, FP3: 12位
今日の僕らのパフォーマンスには大満足だ。予選はポジティブだったし、またトップ10に入れて本当に満足だ。このリザルトを達成できたのには幾つか理由がある。まずは新しいアップグレードパッケージが上手く機能している事。そして、このコンディションの中でタイヤの性能をちゃんと引き出す事が出来たからだ。ラップ毎に路面が改善していたから、各ラウンドの最後のアタックを確実に決める事が鍵だった。
唯一のネガは、ソフトタイヤでスタートする2台のうちの1台が僕らだって事だ。でも、入賞圏内に留まれるような戦略を見つけ出せると信じてる。ペースは良いし、長いこと願っていた良い結果が出せる事を祈るよ。
ポールポジションはメルセデスのルイス・ハミルトン。2番手にバルテリ・ボッタスが続き、メルセデスがフロントローを独占した。2列目3番手はフェラーリのシャルル・ルクレール、4番手にはレッドブル・ホンダのマックス・フェルスタッペンが続く。
2019年F1第8戦フランスグランプリ決勝レースは、日本時間23日(日)22時10分から行われ、1周5842mのポール・リカール・サーキットを53周する事で勝敗を決する。