フォーミュラE、2020/21シーズンデビューの「Gen2 EVO」を発表
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電動自動車レース「フォーミュラE」と国際自動車連盟(FIA)は4日、7シーズン目を迎える2020/21シーズンにデビュー予定の新たなマシン「Gen2 EVO」を発表した。実物は3月3日のジュネーブ国際自動車ショーのFIAスタンドにて一般公開される。
フォーミュラEは2020/21シーズンより「FIA世界選手権格」を取得し、新たな1ページを切り開く。この新しい時代のフォーミュラEマシンには、新型フロントウイング、攻撃的なドーサルフィン、個性的なカーブを持つリアウイングなどのアップデートが施される。チームはこの度公開された共通シャシーを使用するが、パワートレイン用に独自設計・開発の電気部品を使う事は引き続き許される。
第5シーズンから導入された第二世代シャシー「Gen2」は、4年間の任期半ばにして「Gen2 EVO」へとアップデートされ、ボディワークの修正が行われるが、足元には引き続き、ウェット及びドライの両コンディションで使用可能な特別設計のミシュラン・パイロットスポーツ All-Weather 18インチタイヤを履く。
FIAのジャン・トッド会長は「ABB FIAフォーミュラE選手権はまだ第6シーズンを終えただけだが、テクノロジーは大きく進歩しており、今やロードユーザーに利益をもたらしている。世界選手権化に向け、Gen2マシンが更に進化し、エキサイティングな新しい外観になったことを嬉しく思う」と述べた。
またフォーミュラEの創設者にして会長のアレハンドロ・アガクは、”Gen2 EVO”の未来的なデザインについて「新たなマシンの革新的な外観は、フォーミュラEが先進技術とイノベーションを体現するシリーズである事を強く物語っている」と主張した。
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