フォース・インディアF1、”新チーム名”と新車「VJM11」を2月25日に発表
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フォース・インディアF1チームは、2018年の新車「VJM11」を、バルセロナ・テスト開幕前日の2月25日(日)に、バルセロナはカタロニア・サーキットで発表する。昨年オーストラリアに本社を置く水処理技術大手のベストウォーター・テクノロジー・グループ(BWT)をスポンサーに迎えたフォース・インディアは、広告効果を狙いマシンをピンク色に染め上げた。その印象的なカラーリングは、今年も継続するものとみられている。
また、独auto motor und sportによれば、F1コミッションで承認されれば、新車発表と同時に新しいチーム名と新しいロゴが発表される可能性があるという。現在のチーム名は特定国をイメージさせるものであり、ビジェイ・マリヤ代表はより多くのスポンサーを獲得すべく、チーム名改称を検討している事を明らかにしていた。インドの名を持つにも関わらず、現在のフォース・インディアのスポンサーの多くは多国籍であり、マリヤ母国の企業はそれほど多いとは言えない。
一時は「フォース・ワン」への改称が噂されていたが、COOのオトマー・サフナウアーは昨年末にこれを否定。F1上層部が「フォース・ワン」と「フォーミュラ・ワン」の類似性に懸念を示したためだとされる。
昨シーズンの「VJM10」は、自らが”チーム史上最高傑作”と呼ぶほどの出来栄えであり、2年連続となるコンストラクターズ選手権4位をもたらした。チームはこの偉大な車を讃え、シルバーストン本社のセレプションルームにセルジオ・ペレスのVJM10を展示している。
テクニカル・ディレクターのアンドリュー・グリーンは、昨シーズンの成功は大規模なレギュレーション変革に負うところが多かったとの認識を示しながらも、新車「VJM11」ではこれを超える記録を打ち立てたいと意気込んでいる。
ドライバーラインナップは継続され、2018年もセルジオ・ペレスとエステバン・オコンのコンビを維持する。なお、同じ25日にはトロロッソ・ホンダも2018年F1マシン「STR13」をお披露目する予定となっている。