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アストンマーチンの前身、フォース・インディアF1チームの豪華な3階建てモーターホームがドイツ版ebayに出品された。都内で一軒家を買う位なら、郊外でF1気分に浸りながら人生を過ごすのも良いかもしれない。
50万ユーロ、日本円にして約7,050万円と、決して安いわけではない。だが、快適な寝室、設備の整ったキッチン、シャワーとトイレのあるバスルーム、広々としたレセプションエリア、そしてオフィスなど、一軒家の代わりに住めるだけの設備は揃っている。
ジョーダン(1991~2005年)、ミッドランド(2006年)、スパイカー(2007年)を経て、インドの大富豪、ビジェイ・マリヤに買収された英国シルバーストンのチームは2008年から2018年にかけて「フォース・インディア」の名の下にF1に参戦した。
財政難によりカナダ人大富豪のローレンス・ストロール率いる投資家グループに売却された後は「レーシング・ポイント」へと改称。2年半を経て2021年に「アストンマーチン」へとリブランドされた。
トレーラー付きという事で、牽引用のトラクターさえ用意すれば日本中、世界中を回ることもできる。
説明文には「チームにとっての完璧な環境を整えるべく、細部に至るまで慎重に選び抜かれたモーターホームです。頑丈なシャシーと最先端のシステムを備えており、どんな旅にも対応可能です。F1の歴史における忘れ難い存在であり、イベントや会社の敷地、会場で絶対的な存在感を放つでしょう」と記されている。
どうやって組み立てるのか分からない? そんな購入希望者のために出品者はYouTubeでタイムラプス動画を公開している。