FIA、レッドブル・ホンダに警告…第8戦シュタイアーマルクGPでのフェルスタッペンの行為を問題視
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国際自動車連盟(FIA)レースディレクターのマイケル・マシはF1第8戦シュタイアーマルクGPを終えて、レース後のマックス・フェルスタッペンの振る舞いについてレッドブル・ホンダに警告した。
支配的な強さで71周を制したフェルスタッペンは、後続に30秒以上の差を付けてチェッカーフラッグを受けた後、レッドブル・ホンダのメンバーがいるピットウォール側に近づき減速し、リアタイヤを空転させてメインストレートにタイヤ痕を残した後、加速していった。
F1スポーティング・レギュレーション第43条3項は、チェッカーフラッグを受けた車両について、不必要に遅れる事なく速やかにパルクフェルメに進む事と定めているが、勝者に関しては幾つかの条件で「優勝を祝う行為」が認められている。
その条件とは「安全に配慮して他のドライバーやオフィシャルを危険にさらさない事」「当該ドライバーの車両の合法性に疑義を生じない事」そして「表彰台セレモニーを遅らせない事」の3つだ。
RaceFansによると、マイケル・マシはフェルスタッペンのバーンアウトについて「理想的な状況ではなかったため、すぐにチームと話をして、今後は容認できないと伝えた」と語ったという。
フェルスタッペンの後方3秒の位置には周回遅れのニコラス・ラティフィ(ウィリアムズ)がいた。