FIA、角田裕毅とアルファタウリを召喚…F1アゼルバイジャンGPスプリントでの一件を受け
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F1アゼルバイジャンGPのスチュワードは29日(土)のスプリントを経て、角田裕毅とアルファタウリのチーム代表者を召喚した。現地18時35分、日本時間23時35分より公聴会が行われる。
2つ繰り上がりの16番グリッドに着いた角田裕毅は、オープニングラップで酷いアンダーステアに見舞われリアを壁に強打。ホイールから外れたタイヤがコースを転がる事態へと至った。
全セクターにイエローが振られた後、バーチャル・セーフティーカー(VSC)が導入され、その後、デブリ回収のためにSCに切り替えられた。
角田裕毅は足を引きずりながらガレージに戻り、タイヤとフロントウィングを交換。再びコースに戻ったが、足回りにダメージを負っていたため走行を続ける事はできず、無念のリタイヤとなった。
召喚の理由についてエンリケ・ベルノルディら4名からなる競技審判団は「安全でない状態のクルマをリリースした疑い」あるいは「安全でない状態でリリースされた事を知りながらもクルマをドライブした疑い」があるとしている。