フェルナンド・アロンソ、F1アブダビGP決勝翌日にNASCARをテスト!ジミー・ジョンソンの48号車をドライブ

フェルナンド・アロンソとジミー・ジョンソン

F1で2度のタイトルを獲得したフェルナンド・アロンソ(マクラーレン)と、モンスターエナジーNASCARカップシリーズで7度のチャンピオンに輝いたレジェンド、ジミー・ジョンソン(ヘンドリックス・モータースポーツ)の夢のコラボレーションが実現。モータースポーツ界のスーパースターがF1最終戦アブダビGP決勝翌日の11月26日に、バーレーン・インターナショナル・サーキットで互いのマシンを交換しテスト走行を行う事が決定した。

アロンソとジョンソンは11月3日、SNSに「Two Champions, Two Cars, One Track」と題した一本の動画を公開。映像の最後に二人声を合わせて「君のクルマ貸してくんない?」と呼びかけあった。アロンソはシボレーを搭載するジョンソンの48号車を、ジョンソンはルノーを搭載するMCL33を走らせる。

アロンソは今年1月にデイトナ24時間レース参戦のために渡米した際に、ノースカロライナ州のロット・モーター・スピードウェイを訪れ、ジョンソンとのトークセッションに参加。その場でアロンソは「いつかマシンをテストしてみたい」と述べ、NASCAR参戦に興味を示していた。

今年のNASCARは11月18日にホームステッド・マイアミ・スピードウェイで開催される第36戦 FORD ECOBOOST 400を以てシーズンフィナーレを迎える。ジョンソンはシーズン終了後に英国のマクラーレン・テクノロジー・センターへと飛び、シミュレーターでF1をテストし26日の本番に備える。

今年限りでF1からの現役引退を表明しているアロンソは、未だ来シーズンの活動が決定しておらず、来季はWEC世界耐久選手権への参戦を続けながら、インディ500にスポット参戦するものと考えられている。だが米国のモータースポーツファンは、2019年のNASCARカップシリーズのメインイベント、デイトナ500にアロンソが参戦する事を期待してる。

デイトナ500はNASCARの開幕戦として開催され、全米で2000万人ものファンがテレビ視聴するモンスター級の超ビッグイベント。アロンソが引退表明を行った際、NACARの公式Twitterアカウントがデイトナ500参戦を促すリプライを飛ばしたところ、アロンソがこれに返信。アロンソはストックカーレースへの出場経験がないため、来年の参戦は現実的とは言い難いものの、満更でもない様子を伺わせている。

来年のデイトナ500は2月17日に決勝が行われるが、アロンソが参戦するWECの来季一発目のレースは3月15日のセブリング1000マイルとなっており、日程的には参戦可能な状況となっている。バーレーンでのドライブの結果次第では、電撃参戦というサプライズもあり得るかもしれない。

F1アブダビGP特集

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