最古の歴史持つF1イタリアGP、モンツァでの2024年までの開催継続が正式決定

巨大なフェラーリの横断幕が掲げられるモンツァ・サーキットcopyright Ferrari S.p.A.

モンツァ・サーキットでのF1イタリアGPが、少なくとも2024年まで継続する事が決定した。今季限りで契約満了を迎えるモンツァは、今年5月にF1側と2024年までの継続に基本合意。一時は高額な開催権料がネックとなり、カレンダー落ちが懸念されていたが、この度正式に5年延長契約が締結された。

第14戦イタリアGPを直前に控えた2019年9月4日、スクーデリア・トロロッソの生誕90周年とイタリアGPの90周年を祝う式典がミラノで行われた。そのイベントの中で、FIA国際自動車連盟会長のジャン・トッド、ACIのアンジェロ・スティッチ・ダミアーニ会長、そしてF1のチェイス・ケアリーCEOの3者が登壇。ダミアーニ会長から契約更新が発表され、その後壇上で契約書へのサインが行われた。

”La Pista Magica(ラ・ピスタ・マジカ)=魔法のトラック”と呼ばれるアウトドローモ・ディ・モンツァは、過去これまでに68回のグランプリレースの開催地となり、その内12回でドライバーズチャンピオンの最終決戦の舞台となった。モンツァが最後にタイトル決定の舞台となったのは1974年。南アフリカ出身のジョディー・シェクターが王座を獲得した時まで遡る。

イタリアグランプリは、F1世界選手権が設立された1950年より一貫してカレンダーにその名を刻んできた。未だに一度もカレンダー落ちしていないのはイタリアとイギリスの2つのグランプリのみ。モンツァはイモラに開催地を譲った1980年を除き、毎年F1イタリアGPの看板を背負ってきた。

モンツァの「高速トラック」の代名詞は伊達ではない。2003年に優勝を飾ったミハエル・シューマッハは平均速度247.585km/hを記録。昨年は、キミ・ライコネンが平均263.587km/hのファステストラップを刻んだ。

ダミアーニ会長は契約更新について「F1での優勝に等しいほどハードで重要な事だ」と述べ、カレンダー存続を喜ぶ声明を発表した。

F1イタリアGP特集

この記事をシェアする

関連記事

モバイルバージョンを終了