F1バーチャル中国GP:ルクレール、アルボンへの”恨み”を晴らすオーバーテイクで2連勝

レッドブル・ホンダのアレックス・アルボンと激しくやり合うスクーデリア・フェラーリのシャルル・ルクレール、F1バーチャル中国GPにて

F1の公式シムレースイベント「F1 Esports Virtual Grand Prix」の第3戦中国GPが日本時間4月19日(日)26時から上海インターナショナル・サーキットで行われ、スクーデリア・フェラーリのシャルル・ルクレールがポール・トゥ・ウインを飾り、アルバート・パークで行われた前戦ベトナムGPに続いて2連勝を飾った。

2位はレッドブル・ホンダのアレックス・アルボン。アンダーカットによって一度は先頭に躍り出たものの、ルクレールは先日のチャリティーレース「Race for the World」での”恨み”を晴らさんとばかりに、DRSを使ってターン1で強引にイン側に飛び込みトップを奪取。2.512秒差でトップチェッカーを受けた。3位表彰台はルノーの育成ドライバー、周冠宇という結果となった。

2週間前に行われたバーチャルGPの第2戦でeスポーツの世界に足を踏み入れたルクレールはそのデビュー戦で勝利。Race for the WorldやVeloce Esports主催のイベントでも優勝を重ね、適応能力の高さを見せつけている。レースを振り返った汗だくのルクレールは、アルボンとのバトルについて「本当に激しかった」と語った。

「ゲームのプレイもストリーミングも凄く楽しんでる。勝った時は尚更ね。でもレース後のセレモニーはリアルな奴とは何となく違う感じがするよ。パソコンのスイッチを切ってパスタを作りに行くのは、表彰台の上でシャンパンファイトをするよりも若干華やかさに欠けるからね」

ルクレールと同じ様に、アルボンもまた汗まみれでフィニッシュラインを懸け抜けた。

「今日はクラッシュしなかった事が一番の収穫だけど、表彰台に上がれて嬉しい。バーチャルであってもね。今日のシャルルは速かったから悔しいけど」とアルボン。

「リアルなレースと比べて違うのは明らかだけど、シムレースを楽しんでる。FIFAやNBAのゲームよりはシムレースの方が遥かにリアルだし、その意味では凄く気に入ってる。バーチャルレースでは現実以上に汗をかくから、次回はタオルが必要になりそうだよ」

プラットフォームは公認ゲーム「F1 2019」。タイムアタックによる12分間の予選を経て、レースはドライコンディションの中、トータル28周で争われた。

メルセデスから参加したストフェル・バンドーンは3秒のタイムペナルティによって表彰台を逃し、4位のジョージ・ラッセルからコンマ5秒遅れの5位に終わったが、それでもチームメイトのエステバン・グティエレスを6位に抑えた。初参戦のカルロス・サインツはデビュー戦を9位で飾ったが、ニコラス・ラティフィに8位の座を許した。

もう一台のマクラーレンを駆ったランド・ノリスは、今回もまた接続トラブルに見舞われスタートできなかった。

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