F1バルセロナテスト《2日目》午前速報:レッドブルRB18停車で初の赤旗! 跳馬抑えてリカルドがトップタイム
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4時間に渡って行われたF1バルセロナテスト2日目午前のセッションが終了し、マクラーレンMCL36をドライブするダニエル・リカルドがトップタイムを記録した。
初日に続き2月24日の現地カタロニア・サーキットは晴天に恵まれた。リカルドは61周を重ねてC3タイヤで1分20秒355を記録。同じくC3で自己ベストを刻んだフェラーリF1-75を駆るカルロス・サインツを0.191秒抑えてタイムシートのトップに立った。
3番手にはアルファタウリのピエール・ガスリーが続いた。C2コンパウンドとしてはアストンマーチンのランス・ストロールが5位につけた。
セッション残り30分を切ったところで、マックス・フェルスタッペンに代わってレッドブル・レーシングRB18をドライブしていたセルジオ・ペレスが最終シケインを前にクルマを止め、本テスト初となる赤旗が振られた。セッションは残り15分で再開された。
クルマが損傷した様子はなく、ギアボックスか燃料か、何らかのメカニカルトラブルに見舞われたものと見られるが、現時点ではまだ何も分かっていない。
Pos | Driver | Team | Laps | Time | Gap | Tyre |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | リカルド | マクラーレン | 64 | 1:20.355 | 0.000 | C3 |
2 | サインツ | フェラーリ | 71 | 1:20.546 | 0.191 | C3 |
3 | ガスリー | アルファタウリ | 60 | 1:20.764 | 0.409 | C3 |
4 | アルボン | ウィリアムズ | 47 | 1:21.531 | 1.176 | C3 |
5 | ストロール | アストンマーチン | 55 | 1:21.920 | 1.565 | C2 |
6 | シューマッハ | ハース | 65 | 1:21.949 | 3.062 | C3 |
7 | ボッタス | アルファロメオ | 21 | 1:22.288 | 3.752 | C3 |
8 | ペレス | レッドブル | 38 | 1:22.412 | 4.727 | C2 |
9 | ハミルトン | メルセデス | 40 | 1:22.562 | 7.296 | C2 |
10 | オコン | アルピーヌ | 66 | 1:23.280 | 18.938 | C2 |
アレックス・アルボンはトラブルのために1時間に渡って走行中断を余儀なくされたが、それでもウィリアムズFW44で47周を走り込んだ。チームによると燃料ポンプに問題が生じたという。
度重なるトラブルで初日に走行時間を失ったハースは、ミック・シューマッハが65周を走行して6番手タイムを記録するなど順調なスタートを切った。
他方、同じく信頼性に関わるトラブルで1日目を棒に振ったアルファロメオはバルテリ・ボッタスが担当するも僅か20周に留まった。
初日同様、午後も4時間のセッションが行われる。