F1、バクー市街地コースでのアゼルバイジャンGP開催を2023年まで延長

バクー市街地コースを走るトロロッソ・ホンダのピエール・ガスリー、2018年F1アゼルバイジャンGP初日FP1copyright Red Bull Content Pool

フォーミュラ1の商業権を持つリバティ・メディア社は2月5日、アゼルバイジャンGPのプロモーターとの間でF1グランプリ開催契約を3年延長した事を発表。バクー市街地コースでのレースが2023年まで継続する事が決定した。

2016年に「ヨーロッパGP」の名称で首都バクーで初開催され、その翌年からは「アゼルバイジャンGP」と改称。ヘルマン・ティルケによって設計されたストリートサーキットは1周6.003kmとカレンダー最長クラスの長さを誇り、最高速度が380kmにも迫るカレンダーの中での人気の高いグランプリとして知られる。

現在の契約は来年2020年まで残っているものの、F1と地元当局は火曜日にバクーで会合の場を持ち、F1のチェイス・キャリー経営責任者とアゼルバイジャンの青少年スポーツ大臣を務めるアザド・ラヒモフとの間で新しい契約が合意された。

「今回の合意によって、今後何年にも渡ってアゼルバイジャンGPがF1世界選手権カレンダーに登場する事になる」とチェイス・キャリーCEO。「開催の歴史は短いが、今やこのレースは毎年素晴らしい戦いとスペクタクルを演出しており、最も人気の高いグランプリの1つだ」

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