数値化されたドライバーの腕…「F1 2020」レーティングを初導入
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コードマスターズが開発を手掛けるF1公認ゲームの最新作「F1 2020」の”キャリア・モード”と”マイチーム・モード”には、速さやレースの腕前など、個々のドライバーの能力を数値化した「ドライバーレーティング」が初めて搭載される。
能力を数値化するスコアリングシステムは他のスポーツゲームではお馴染みの手法だ。「F1 2020」ではFIA-F2選手権ドライバーを含む各ドライバーを「経験」「レースクラフト」「アウェアネス」「ペース」の4つの指標に基づいて1~99点で採点し、これを元に総合スコアを算出する。
- 経験
- レースクラフト
- アウェアネス
- ペース
「経験」はマシン開発に関連したパラメーターで、高ければ高いほどアップグレードに必要な「リソースポイント」を効率的に集める事が出来る。「レースクラフト」はオーバーテイクに関連したスコアで、「アウェアネス」が高いと過酷な状況下であっても車のコントロールを失う可能性が低くなる。「ペース」は純粋な速さを示す。
このようにドライバースコアは、ゲーム内でのトラックパフォーマンスに影響を与える他、契約コストに影響したり、特定の機能や技術的なアップグレードをアンロックするのにも役立つ。
現時点ではレッドブル・ホンダのマックス・フェルスタッペンとアレックス・アルボン、レーシング・ポイントF1チームのセルジオ・ペレスとランス・ストロール、そしてアルファタウリ・ホンダのピエール・ガスリーとダニール・クビアトの6名のレーティングが明らかにされている。最多スコアはフェルスタッペンの90点で、最低スコアはストロールの78点だ。
この仕組みは、キャリアモードだけでなく本作の新機能「マイチーム」モードにも反映される。「F1 2020」では、プレイヤーが自分のチームを立ち上げて現実のF1に参戦する10チームと選手権を競い合う事ができる。契約する事でF1及びF2ドライバーを他のチームから引き抜く事もできる。
「F1 2020」はPlayStation4、Xbox One Xを含むXbox Oneファミリー、Windows PC(DVDとSteam経由)、そしてGoogle Stadiaをプラットフォームとして7月10日(金)に発売が予定されている。「シューマッハ・デラックスエディション」はその3日前に発売される。