ファン・マヌエル・コレア、F2事故後初めて自身の姿を公に公開「今 生きている事に感謝してる」
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ファン・マヌエル・コレアがFIA-F2選手権スパでのクラッシュ後はじめて、自身の姿を公に見せた。コレアは10月9日、自信のInstagramアカウントを更新。ビデオメッセージを公開して、同じクラッシュに巻き込まれ事故死した友人を追悼すると共に、今の心境を自らの口で語った。
20歳のエクアドル系アメリカ人ドライバーは、事故によって両足骨折と脊椎損傷を負い、急性呼吸不全に陥った。同じく事故に巻き込まれたアンソニー・ユベールは、クラッシュ発生から1時間半後に死亡が確認され還らぬ人となった。
コレアは一時、人工的な昏睡状態に置かれるなど、予断を許さない状況が続いていたが回復。医師から足切断の選択肢を提示されるも、これを拒絶し、2肢を保存する方向で先日17時間に及ぶ大手術に臨んだ。
「戻ったよ。あの事故から約5週間が経った。本当に大変だった」とコレア。「これまでに公に話はしてなかったけど、ユベール家の方々に心からのお悔やみを申し上げたい。こんな結果になってしまい本当に残念だ」
「たとえ回復までの道のりが長く、また、100%昔の状態に戻れるかどうかも分からないけど、いま生きていられる事に感謝している」
「来週の月曜日にロンドンでの最後の手術が控えている。その後は1年近くにも続く治療をスタートさせる予定だ。11月上旬にはマイアミで兄弟に会うよ。今の僕は、全く足を動かせない状態だ。どうなるかは分からないけど、僕は前向きだ」
最新の声明によると、医師はおよそ6週間で退院できると予想しており、その後コレアは1年に渡って、右足と足首の機能を完全に取り戻すための理学療法及びリハビリテーション、そして矯正手術を絶えず繰り返す事になるという。