カストロネベスがメイヤーシャンクと2022年フル参戦契約、離脱ハーベイは佐藤琢磨のRLLへ移籍か
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スポット参戦ながらも今年5月の第105回インディ500で4度目の制覇を飾ったエリオ・カストロネベスがメイヤーシャンク・レーシングとフルタイム契約を締結。2022年シーズンのインディカー・シリーズ全戦に参戦する事が発表された。
カストロネベスは5度目のインディ500制覇を目指していく意向を明らかにすると共に、5シーズンぶりのフル参戦復帰に向けて、次戦ナッシュビルを含めた今季残りの5回のスポット参戦で好成績を残していきたいと意気込んだ。
なおメイヤーシャンクはこれと合わせて来シーズンを2台体制で戦う計画を明らかにしたが、今年レギュラー契約を結んでいるジャック・ハーベイは今季末限りでチームを離れる。MSRの共同オーナーであるマイク・シャンクは「ジャックの成功を願っている。彼が今後も注目すべきドライバーである事は間違いない」と語った。
気になるのはハーベイの行き先だが、RACERは今季末で契約満了を迎える佐藤琢磨擁するレイホール・レターマン・ラニガン・レーシング(RLL)への移籍が濃厚だと考えている。
伝えられるところによるとハーベイは、メイヤーシャンクとの複数年契約締結を目前に交渉の席を立ったとの事で、離脱はチーム側としては想定外の出来事であったようだ。更に大多数の情報筋は、28歳のイングランド人ドライバーがRLLに移籍すると踏んでいるという。
RLLの共同オーナー、ボビー・レイホールは2度のインディ500ウィナーとの契約更新に興味を示しているものの、その一方でパドックからは佐藤琢磨がチームを去るという憶測が相次いでいるという。
またRLLは来季ドライバー候補者検討の一環として、来週にバーバー・モータースポーツ・パークで2人のドライバーをテストするとも報じられており、その内の一人は元マクラーレンSPのオリバー・アスキューだとされる。
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