カナダへの展望を語るアロンソからは”刺々しさ”が感じられない / F1カナダGP 2017《preview》コメント

フェルナンド・アロンソcopyright McLarenF1

インディ500で圧巻の走りを見せたフェルナンド・アロンソがF1に戻ってくる。苛立ちの続いていたマクラーレン・ホンダでの仕事とは異なり、全てが真新しく新鮮に映ったアメリカンモータースポーツの旅。自身の夢に向かってインディ500に挑戦したアロンソの目は、少年の瞳のように輝いて見えた。

左コーナーだけで構成されるオーバルを初めて体験し、普段とはまるで異なる環境の中で過ごしたこの数週間は、アロンソにとって間違いなくプラスになっているようだ。今週末に行われるカナダGPに向けての抱負を語るアロンソの言葉尻には、ここ最近続いていた”刺々しさ”が全く感じられない。

アロンソ:F1カナダGPに向けて

フェルナンド・アロンソ

「カナダに戻ってこれて嬉しいよ。ここのところ、北米にいる時間が長いような気がするね!インディ500は最高の経験だったよ。いつもとは違うサーキットで違うマシンに乗って、完全に異なるドライビングスタイルを学べたのは言葉に表現できないくらいに良いものだった。でも”いつもの仕事”に戻る準備はできてるし、またF1でレースをするよ」

「カナダグランプリはいつも楽しいんだ。このサーキットは、マシンとドライバーの両方に対して要求が厳しいのが特徴だね。まさにドライバーズ・サーキットだよ。インディにいた間は、モナコのニュースをずっと気にかけてたよ。ストフェルとジェンソンが新しいアップグレードと信頼性はポジティブだって言ってたから、カナダでまたステップアップ出来るとイイね」

「ジル・ビルヌーブ・サーキットはパワー・リミテッドのコースだから、ストレートでのスピードとパワーが重要になるんだ。うねうねした低速のモナコほど僕らのマシンには合ってないだろうけど、チームの連中と合流してまたMCL32に乗れることにワクワクしてるよ。今度は左コーナーオンリーじゃないけどね!」


2017年第7戦F1カナダGPは、日本時間6月9日(金)23:00からのフリー走行で幕を開ける。カナダグランプリの開催日程・結果・最新ニュース・サーキットガイドなど、カナダGPに関する情報についてはF1カナダGP特設ページを参照されたい。

F1カナダGP特集

この記事をシェアする

モバイルバージョンを終了