超豪華ラインナップ…F1王者ジェンソン・バトン、NASCARガレージ56から2023年ル・マン24時間に参戦

ジェンソン・バトン、2021年グッドウッド・フェスティバル・オブ・スピード (2)Courtesy Of The Goodwood Estate Company Limited

2009年のF1ワールドチャンピオン、ジェンソン・バトンがNASCARの次世代車両、シボレー・カマロZL1を駆り、2023年のル・マン24時間レースに参戦する事が発表された。今後数週間以内に参戦許可が出る予定だ。

マシンを共有するのはNASCARカップシリーズ7冠のレジェンド、ジミー・ジョンソンと、DTM王者であり2010年にル・マン総合優勝を果たしたマイク・ロッケンフェラー。超豪華スタードライバーが揃った。

これはヘンドリック・モータースポーツとシボレー、NASCAR、グッドイヤーの共同プロジェクト「ガレージ56」によるもので、ル・マンを主催者するフランス西部自動車クラブ(ACO)が革新的技術のプロモートのために設置している「ガレージ56」枠でエントリーする。

NASCARのジム・フランス会長兼CEOは「Garage 56プロジェクトの開始以来、世界のトップレーサーとパートナーシップを組みル・マンに参戦することが我々の目標だった」と語った。

「ジミー、ロッキー、ジェンソンというラインナップは世界最高峰のモータースポーツでタイトルを獲得してきた3人のエリートドライバーだ」

「NASCAR75周年を祝うにあたり、これらワールドクラスのチャンピオンがル・マン、そして世界中のファンにNASCARのレースカーとサウンドを届ける手助けをしてくれることを光栄に思う」

3人のドライバーはデイトナ・インターナショナル・スピードウェイで来週行われる2日間のテストに参加する予定だ。

通算15勝、計50回の表彰台記録と共に2017年末を以てマクラーレン・ホンダでのF1キャリアを終えたバトンにとって、ル・マンに参戦するのはリタイヤに終わった2018年以来、2度目となる。

この記事をシェアする

関連記事

モバイルバージョンを終了