情報錯綜…フラビオ・ブリアトーレ、容態安定 新型コロナウイルス感染ではない?

2014年のフラビオ・ブリアトーレCourtesy Of Red Bull Content Pool

フラビオ・ブリアトーレを巡る報道が錯綜している。新型コロナウイルス感染症(COVID-19)への感染が確認され、容態が深刻と伝えられていた70歳の元F1チーム代表に関して、イタリア最大の発行部数を誇るラ・レプッブリカ紙は、入院先のサン・ラッファエーレ病院からの情報として「安定しており良好」と報じた。

伝えられるところによると、病院側はブリアトーレについて「微熱と倦怠感を訴えて、日曜日の夕方にサン・ラッファエーレで検査を受けた。現在は入院して診断を受け、医学的管理下にある」と発表したという。

錯綜しているのは容態だけではない。入院先は新型コロナウイルス感染症(COVID-19)専用病棟ではなく、VIP用の病棟とも報じられており、入院の原因が新型肺炎ではない可能性も取り沙汰されている。

ブリアトーレの友人であり、イタリア元老院のダニエラ・サンタンケ議員はテレビチャンネル「LA7」の中で、ブリアトーレ本人からの情報として、入院した理由は前立腺炎の再発だと語った。ただし入院後に別途、陽性反応が確認された可能性もある。

なおサン・ラッファエーレ病院は、6月にハンドバイク競技中の交通事故によって頭部に重症を負った元F1ドライバーのアレックス・ザナルディの入院先でもある。

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