雨のF1ベルギーGP予選でノリスが大事故!赤旗進言を無視したとしてベッテル激怒
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マクラーレンのランド・ノリスが8月28日にスパ・フランコルシャンで開催されているF1ベルギーGP予選のQ3で大クラッシュに見舞われた。
ポールポジションを争う予選最終ラウンドのQ3。雨脚が強まる中、フルウェット・タイヤを履き先行して計測ラップに向かったノリスがオー・ルージュでコントロールを失った。
高速でバリアに激突したマクラーレンMCL35Mはリアを中心に大きなダメージを負った。ギアボックスやエンジンは勿論、モノコックの損傷すら懸念される大きな事故だった。
危険なコンディションであるとして、事故直前にレースコントロールに対して赤旗の提示を進言していたセバスチャン・ベッテルは「だから言っただろ!!」と激怒した。
ノリスの身を案じたベッテルは低速で事故現場に近づき状況を確認すると「彼は大丈夫だ、彼はOKだ」と安否を報告した。
ノリス本人はラップに入る前、チームに対して無線でハイドロプレーニング現象が起きていると伝えていた。
Seb: You, ok buddy? 👊👍#BelgianGP 🇧🇪 #F1 @LandoNorris pic.twitter.com/9yOp0cx3aD
— Formula 1 (@F1) August 28, 2021
幸いにもノリスはマーシャルの手を借りてクルマを降り、腕を気にする様子を見せながらもメディカルカーに乗り込み、メディカルセンターで検査を受けた。
レッドフラッグにより時計の針は8分59秒で止められ、セッションは40分強の赤旗中断を経て再開された。