BMW新型「R 1250 GS」に悪路耐久性とロング・ツーリング装備を加えた「Adventure」が登場

山間に佇む新型BMW R 1250 GS Adventurecopyright BMW

ビー・エム・ダブリュー株式会社は8日、全面的に改良された新しいボクサー・エンジンを搭載し、高い走行安定性を実現した新型BMW R 1250 GSのライン・アップに「Adventure」を追加。BMW Motorrad正規ディーラーにおいて、1月11日(金)より販売を開始する事を明らかにした。価格は2,675,000円(税抜)。

BMW新型「R 1250 GS」は、大幅に進化した水冷2気筒水平対向ボクサー・エンジンを搭載。量産二輪車として初めてBMW ShiftCam(シフトカム)テクノロジーを採用するなど、幅広い回転域での安定した駆動力と、排出ガスや燃費の改善を実現した昨年末に国内発売されたBMW Motorradの新型モデルだ。

BMW ShiftCamは、5,000rpmを境として低回転領域と高回転領域における吸気側のバルブタイミングを切り換え、混合気の充填効率を向上させる可変バルブタイミング機構の事。これによって低速時のコントロール性を向上させると共に、加速時の即時的かつ強大なトルク発生を可能とする。

新開発の1,254cc空水冷式水平対向2気筒エンジンは、最大出力100kW(136PS)/7,750rpm、最大トルク143Nm/6,250rpmを発揮。燃料品質不安を払拭するノッキング・センサーを搭載し、吸気バルブによるフレッシュ・エアの渦(スワール)を強化することで燃焼効率を向上させている。

今回発売されるBMW新型「R 1250 GS Adventure」は、R 1250 GSをベースにエンデューロ性能を強化したモデル。大型のウィンド・シールドや30Lの大容量燃料タンクやETC 2.0車載器、メッキ加飾されたラジエーター・トリムや、エンジンとタンクを保護するプロテクション・バーを装備。洗練された印象と共に、悪路での耐久性を確保しロング・ツーリングに必要とされる装備を完備している。

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