セルジオ・ペレス、”悔しい”Q3を経て決勝での上位争いに期待
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レッドブル・ホンダのセルジオ・ペレスは28日(土)に行われたF1第12戦ベルギー公式予選を終えて、肝心の最終ラップでタイムを更新できなかったとして悔しさをあらわにした。
2022年の契約延長発表を経てFP3での2番手タイムを刻んだ後、雨のスパでの予選に挑んだペレスであったが、チームメイトのマックス・フェルスタッペンがポールを手にした一方、2.347秒遅れの7番手に留まった。
”悔しい”Q3を経て決勝での上位争いに期待
セルジオ・ペレス予選: 7位 2分2秒112, FP3: 2位 1分57秒871
クルマのパフォーマンスは素晴らしく十分なペースもあっただけに、予選の結果は本当に残念だ。変わり続ける天候に翻弄され、最も重要な最後のアタックでタイムを改善させる事ができなかった。
悔しいけど明日も天候が不安定みたいだし、そうなると何が起きても不思議はないから挽回のチャンスはたくさんあるはずだ。
それにチームが凄く良い仕事をしてくれているし、トラブルを避けることができれば、明日のレースは好結果を懸けて戦えると思ってる。
事故を経てランド(ノリス)が無事にクルマを降りてきてくれてよかった。金曜のドライバーズ・ミーティングでオー・ルージュについては色々話し合ってたんだ。僕らが不安に思っている部分は伝えてあるし、来年は何らかの対策が取られる事を切に願うよ。
ドライバー的にあそこは、この手のコンディションの場合に最も接触したくない場所なんだ。ブラインドだから尚更にね。間違いなく改善しなきゃならない。
降雨によるディレイと赤旗クラッシュの混乱に塗れた予選では、マックス・フェルスタッペン(レッドブル・ホンダ)がポールポジションを獲得。2番手はジョージ・ラッセル(ウィリアムズ)。3番手はルイス・ハミルトン(メルセデス)という結果となった。
2021年 F1ベルギーグランプリ決勝レースは、日本時間8月29日(日)22時にスタート。1周7,004mのスパ・フランコルシャンを44周する事でチャンピオンシップを争う。