F1バーレーンGP タイヤ配分:全車スーパーソフトを中心に選択

7種類のF1ピレリタイヤcopyright Pirelli

F1の公式タイヤサプライヤーを務めるピレリは3月28日、2018年シーズン第二戦バーレーンGPのタイヤ選択を公表した。バーレーン・インターナショナル・サーキットに持ち込まれるのは昨年と同じ赤色スーパーソフト、黄色ソフト、白色ミディアムの3種類。

全チームともに、最も柔らかいスーパーソフトタイヤを最も多くチョイスし、これに続いてソフト、ミディアムという配分傾向となった。取り立てて特徴的な選択をしたドライバーは見られないが、マクラーレンの2人のみスーパーソフトを9セットとした。トロロッソ・ホンダ勢は、ピエール・ガスリーとブレンドン・ハートレーでソフトとミディアムの数量を分ける決断を下した。

昨年のレースではスーパーソフト、ソフト、スーパーソフトと繋ぐ2ストップ戦略が主流となり、最速を記録したのは黄色ソフトを履いたルイス・ハミルトン(Mercedes)であった。スーパーソフトの最多ラップはエステバン・オコン(Force India)が記録した26周、一方のソフトはパスカル・ウェーレイン(Sauber)が記録した45周となった。ミディアムを使ったチームはなかった。

今季のピレリタイヤは昨季よりも一段階柔らかめに製造されている。例えば、18年仕様のスーパーソフトは昨年のウルトラソフトに相当する柔らかさとなっている。その分耐久性が減少、ピットストップ回数の増加が期待されている。参考:全9種類:2018年 F1ピレリタイヤ解説 / コンパウンド別特性と作動温度領域

F1バーレーンGPは、日本時間4月6日(金)20時からのFP1で幕を開ける。

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