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全20台中7台ものマシンがリタイヤする中で、最後まで生き残ったマクラーレン・ホンダのストフェル・バンドーン。完走した13台中、12位という結果でレースを終えた。
23周目の赤旗中断を追い風に出来れば良かったのだが、ライバル勢がタイムロスなくタイヤ交換を行うチャンスを得てしまったため、バンドーンは新品タイヤのアドバンテージを失ってしまい不利な状況に追い込まれた。レース終盤には、2台のザウバーを抜けばポイント獲得、というところまで差を詰めるも、ストレートスピードの伸びないマクラーレン・ホンダのマシンで追い抜くことは出来ず、12位という結果に終わってしまった。
バンドーン:F1アゼルバイジャンGP決勝を終えて
ストフェル・バンドーン決勝: 12位, 予選: 19位
僕はきちんとスタートできたんだ。 たくさんゴタゴタがあって、マシンの破片も多かったけどね。3コーナーまでに2,3台のスローマシンをよけなくちゃいけなかったけど、トラブルは避けられたよ。
チームはロマン・グロージャンを押さえる素晴らしい仕事をしてくれた。スーパーソフトタイヤに履き替えた時に彼の前に出られたんだ。スーパーソフトでのペースは良かったのに、赤旗が出て僕のアドバンテージは無くなってしまったんだ。ソフトタイヤを履いてた連中は、赤旗によってタイムを失うことなくタイヤ交換ができちゃったからね。
最後のピットストップの後、2台のサウバーに対して毎周1.5秒ずつ差を縮めてったんだけど、追い抜くことは不可能だったよ。彼らは最終コーナーまでエネルギーをセーブしてたんだ。長いストレートでエンジン出力を最大放出するためにね。僕も同じ事をしたんだけど、彼らを抜く速さはなかったよ。
それはさておき、今日僕らのペースは力強かった。チームにとってシーズン初のポイントを獲得したのは素晴らしいよ。僕らはこの結果に値する。
2017年第8戦F1アゼルバイジャンGP決勝の詳細については、決勝結果とダイジェストを参照されたい。