岩佐歩夢「目標はタイトルへの挑戦」2023年FIA-F2選手権参戦継続が決定
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レッドブル・ジュニア及びホンダ・フォーミュラ・ドリーム・プロジェクトの支援を受ける岩佐歩夢が2023年も引き続き、DAMSからFIA-F2選手権に参戦する事が決定した。
デビューイヤーとなった今季はフランスとアブダビでフィーチャーレースで優勝を飾り、シーズンを通してポールポジション2回、表彰台4回を獲得。ランキング5位に輝き、将来性を感じさせる活躍を残した。
2年目となる2023年シーズンはスクーデリア・フェラーリに所属するシャルル・ルクレールの実弟アーサー・ルクレールとコンビを組み、デビューイヤーの成功を糧にタイトル獲得を目指す。
「F2初参戦のシーズンは本当に満足できるものでした。DAMSでもう1年続けられることになり本当に嬉しく思います」と岩佐歩夢は語る。
「チームの居心地は良く、上手く取り組む事ができています。誰もが同じ考えを持っていて、そのおかげで数多くの好成績を残すことができました」
「今年は初めて走るコースが幾つかありました。来年はその経験と共に、慣れ親しんだ環境の中で臨むことができます」
「目標は2023年にF2タイトルに挑戦することです。それを達成できるだけのポテンシャルがあることは分かっていますが、あまり先のことは考えずにシーズン開幕に向けた準備に集中していくつもりです」
「信頼を寄せてくれたDAMSに感謝したいと思います。2023年のスタートが待ち遠しいです!」
チームオーナーを務める元F1ドライバーのシャルル・ピックは「2022年のアユムのパフォーマンス、特にポール・リカールやヤス・マリーナでの勝利には我々の誰もが感銘を受けた。だから2023年も彼を維持したいと強く願っていた」と語った。
「レッドブル及びホンダとの関係を継続することは我々にとって素晴らしいことだ。彼らは我々のやり方を信頼してくれている。共に成功を掴むためにベストを尽くす」
「アユムはタイトル争いのポテンシャルがあることを証明し、シーズン後半には主要なライバルとしてシーズンを戦った。この経験を生かして2023年をスタートできる事を期待している」
「我々はアユムとアーサーという強力な布陣で挑む事になる。シーズンを通して互いに切磋琢磨してほしい」
2023年のF2は3月のバーレーンで開幕を迎え、初開催となる4月のメルボルンを含めた全14戦で行われる予定だ。