アロンソ「観光に来たわけじゃない、若い連中は無理しすぎ」苦言呈す / F1オーストリアGP 2017《決勝》

フェルナンド・アロンソcopyright McLarenF1

9日日曜の第9戦F1オーストリアGPを終えて、フェルナンド・アロンソは「レースをしに来たつもりなのに、まるで観光に来たみたいになってしまった」と語り、リタイヤの原因を作ったダニール・クビアト(トロ・ロッソ)への怒りをぶつけた。

12番グリッドからレースをスタートしたアロンソは、オープニングラップの1コーナーまでにカルロス・サインツ(トロ・ロッソ)とマックス・フェルスタッペン(レッドブル)を追い抜き10番手にまでポジションを上げたものの、後ろからクビアトに追突された事で、早々にリタイヤを喫した。

アロンソは「レースは長いにも関わらず、ブラックアウト直後の1コーナーであんな無理をする必要などない」と語り、しばしば見られる若手ドライバー達の無謀なドライブに苦言を呈した。

アロンソ:決勝後コメント

フェルナンド・アロンソ決勝: DNF, 予選: 12位

今日もスタートは良かったんだ。サインツとフェルスタッペンのスタートでの出遅れを使用して、1コーナーに飛び込んだ所で10番手にまでポジションを上げてたんだ。でもその1コーナーで、かなり速い速度で後ろから突っ込まれてしまった。(ぶつかってきたクビアトは)ちゃんとブレーキングしてなかったもんだから、ダメージが酷くてそこで僕のレースは終わってしまったよ。

良いレースを期待してたんだけど、物事は僕の手の中になかったしツイてなかったよ。観光に来ただけみたいな感じになってしまった。中団からのスタートが危険と隣り合わせだって事は分かってるけど、レース最初の1コーナーであんなにも無理して突っ込む必要なんてないだろって思うよ。後ろの連中は、時々あまりにも大きなリスクを負いすぎだよ。


決勝レースの詳細については、2017年F1オーストリアGP決勝結果とダイジェストを参照されたい。

F1オーストリアGP特集

この記事をシェアする

モバイルバージョンを終了