アストンマーチンF1、技術チームを強化…ルーカ・フルバートをエンジニアリング・ディレクターとして起用

アストンマーチンF1チームのエンジニアリング・ディレクターに就任したルカ・フルバトCourtesy Of Aston Martin Lagonda Limited

アストンマーチン・コグニザントF1チームは第7戦フランスGPの開幕を翌日に控えた2021年6月17日(木)、技術チーム強化の一環としてルーカ・フルバートを同日付でエンジニアリング・ディレクターに任命した事を発表した。

フルバートは新たな技術規約が導入される2022年シーズンに向けて、シルバーストンのファクトリーに配属される予定で、トラックサイドとファクトリー双方のオペレーションに関与し、作業プロセスとパフォーマンス向上に努めていくという。

なおこの人事に伴い、2010年からフォース・インディア及びレーシング・ポイントでテクニカル・ディレクターを務めてきたアンドリュー・グリーンは最高技術責任者(CTO)に昇格した。チーム代表を務めるオトマー・サフナウアーによるとグリーンは今後「グローバルな視点で中長期的な技術戦略を検討」していくという。

フルバートはパフォーマンスエンジニアとしてBARでF1キャリアをスタートさせ、2000年にトヨタ・モータースポーツに移籍。翌年からマクラーレンに10年間在籍した後、マノーやトロ・ロッソでの経験を経て、2017年にザウバーのチーフデザイナーとなり、チームがアルファロメオへとリブランドされた後もスイス・ヒンウィルのチームに在籍。手腕を奮ってきた。

サフナウアー代表はフルバートについて「既存のエンジニアリング・グループと協力して、短期的・中期的なアプローチを形成するための貴重な視点と知識をもたらしてくれるだろう」と述べ、これを皮切りに技術面での強化を推し進めていきたいとしている。

フルバートはアストンマーチンについて「献身的なリーダーシップと才能溢れる従業員、そしてリソースへの新たな投資など、成功に必要なあらゆる要素を備えたチーム」であると評して「このチームをスポーツの頂点に立たせるために、自身の役割を果たしていく事を楽しみにしている」と付け加えた。

ランス・ストロールの父ローレンスにより買収された旧レーシングポイントは今季よりアストンマーチンへとブランド名を変更したことを受け、グリッド最前列でレースを戦っていく事を目標に新たなファクトリーを建設し、250人を追加雇用していく計画を立てている。

F1フランスGP特集

この記事をシェアする

モバイルバージョンを終了