アンドレッティ、故ダン・ウェルドンの二人の息子とジュニアドライバー契約を締結

マイケル・アンドレッティと故ダン・ウェルドンの息子セバスチャンとオリバー、2021年4月24日インディカー第2戦ファイアストンGPにてCourtesy Of Indycar

インディカー・シリーズの強豪アンドレッティ・オートスポーツは第2戦ファイアストンGP予選が行われた4月24日、インディ500ウィナーであり2度のシリーズチャンピオンである故ダン・ウェルドンの息子、長男セバスチャンと次男オリバーをジュニアドライバーとして迎え入れた事を発表した。

ダン・ウェルドンはアンドレッティの一員として2005年にインディアナポリス500とシリーズチャンピオンを獲得。2011年にも2度目のインディ500を制したが、2011年10月の最終戦ラスベガスでのレース中に事故に遭い、33歳という若さでこの世を去った。

Courtesy Of Indycar

ボルグワーナー・トロフィーとダン・ウェルドン、2011年5月11日インディ500

チーム代表のマイケル・アンドレッティは「ダンは我々にとって家族のような存在で、共に多くの成功を収めてきた。二人にとってダンの代わりになる人はいないだろうが、こうしてキャリア育成のためのメンターシップを提供できる事を嬉しく思う。まずはカートからだが、Road to Indyを経て最終的にはインディカー参戦の手助けができればと思っている」と語った。

12歳のセバスチャン・ウェルドンは「父の足跡を辿る事ができて本当に嬉しい。オリバーと2人でインディ500を制覇したい」とコメントし、10歳のオリバー・ウェルドン「いつか父と同じ様にたくさんのレースで勝ちたい」と語った。

Courtesy Of Indycar

スコット・ディクソンと故ダン・ウェルドンの息子オリバーとセバスチャン、2015年9月9日

この記事をシェアする

モバイルバージョンを終了