アンドレッティ、FIA-F2およびF3選手権への参戦を計画…米国人F1ドライバー育成に向け

マイケル・アンドレッティ、2023年3月3日(金) インディカー・シリーズ開幕戦セントピーターズバーグCourtesy Of Penske Entertainment

アンドレッティ・グローバルはF1参戦が最終的に承認された場合、主にアメリカ人若手ドライバーの育成とF1への送り込みをターゲットに、FIA-F2およびF3選手権に参戦する計画だ。

F1参戦計画が宙に浮く中、アンドレッティは4月11日(木)、英国シルバーストンの新たなファクトリーを稼働させる。将来的にはファクトリーに隣接する建物も使用される計画だ。

英「AUTOSPORT」によると、この2つの施設についてマイケル・アンドレッティは「主にF1のためのものになるが、同時にフォーミュラEチームを統合したいとも考えている」と語った。

「我々のゴールはF1チームをサポートするF3・F2チームを持つ事だ。もしかするとWECチームもあるかもしれない」

「つまり、我々はここをヨーロッパレースの拠点にしたいと考えているわけだ」

F1の登竜門である2つの欧州ジュニアシリーズへの参戦の目的については「これはアメリカ人ドライバーに限定するものではないが、アメリカ人ドライバーにとっては素晴らしいステップアップの場となるだろう」と説明した。

「アメリカ人ドライバーに公平なチャンスを与える事になる。なぜなら通常、アメリカ人がここに来ると、同じようには扱われないからだ」

アンドレッティ・グローバルのチームパートナーで、Group 1001の最高経営責任者(CEO)を務めるダン・トーリスによると、F2およびF3への参戦はF1への参戦が条件となる。

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