アルピーヌ、数年越しでグロージャンにF1トロフィーをプレゼント
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数年の時を経てアルピーヌF1チームは、かつての所属ドライバー、ロマン・グロージャンにF1時代のトロフィーをプレゼントしたようだ。
無論、グロージャンはアルピーヌとF1契約を結んだことはない。アルピーヌは、グロージャンがハースから放出されF1を去ったタイミングでF1に参戦した。贈られたのは英国エンストンのチームがロータスと呼ばれていた時代のトロフィーだ。
インディカー・シリーズ第3戦でポールポジションから2位表彰台を獲得したアラバマでの一戦を経てグロージャンはSNSに、トロフィーに囲まれた自身の姿を収めた画像を投稿した。
それには「これ以上ない形で5月を迎える事ができた。アルピーヌF1チーム、僕のF1トロフィー(あと2つ来る予定)を自宅に送ってくれてありがとう」とのメッセージが添えられた。
Month of May couldn’t start any better.
Thank you @AlpineF1Team for bringing home my Formula 1 trophies (2 more coming 😍) pic.twitter.com/fCeCpnDTeK— Romain Grosjean (@RGrosjean) May 1, 2023
グロージャンが両手で抱えているのは、ロータス「E23 Hybrid」を駆り2015年のF1ベルギーGPで3位表彰台に上がった時のものだ。これはF1キャリアにおける最後のポディウムである。一番手前に映っているのは2013年の韓国GP(3位)の時のものだ。
37歳のフランス人ドライバーは出走179戦のキャリアを通して10回の表彰台を獲得した。写真に写っているトロフィーの数は8個。つまり、あと2個届く予定としている事から、そのすべてを自宅に保持する事になるようだ。