アルファロメオ、F1アゼルバイジャンに特別カラーのC42…新車トナーレ発売記念
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アルファロメオF1チーム(Alfa Romeo F1 Team)は新型SUV「トナーレ(Tonale)」の発売を記念して、F1第8戦アゼルバイジャンGPにイタリア国旗のトリコロールをあしらったスペシャル・リバリーのC42を持ち込んだ。
5ドアハッチバックのクロスオーバーSUV「トナーレ」はアルファロメオ初の電動化エントリーモデルで、コネクティビティと電動化の新時代に向けた重要なモデルに位置づけられる。
バルテリ・ボッタスと周冠宇が駆るC42のボディーワークには緑、白、赤のトリコロールが、そしてエンジンカバーにはトナーレの特徴的なヘッドライト形状があしらわれた。意匠を担当したのはアルファロメオのデザインセンター、チェントロ・スティーレだ。
前戦モナコから一転、アゼルバイジャンGPの舞台は同じ仮設の公道サーキットながらも、高速ストレートと90度コーナーが混在しており、オーバーテイクのチャンスは抱負で、アクション満載のレースが期待される。
チーム代表を務めるフレデリック・バスールは「我々のマシンはこのコースに合うと思う。C42はこれまで、如何なるサーキットでも高いパフォーマンスを発揮してきた。目標はこれまでと同じだ。予選で2台のクルマをできるだけ上位に並べ、日曜のレースでダブルポイントを目指す」と前向きだ。
アルファロメオは今年、ベテランドライバーのボッタスと新人の周冠宇のドライバーラインアップで7戦を終えてランキング5位につけており、過去に類のない勢いを見せている。