2024年のF1エミリア・ロマーニャ、モナコ、カナダに投入されるタイヤコンパウンド
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F1公式タイヤサプライヤーのピレリが、2024年シーズンの第7戦エミリア・ロマーニャGP、第8戦モナコGP、そして第9戦カナダGPに持ち込むコンパウンドを公表した。
いずれも昨シーズンのアロケーションと変わらず、最も柔らかいレンジのC3~C5が投入される。
ただし、昨年のイモラでのレースは大規模洪水被害を受け中止されており、その前年の2022年大会と比べると1段階、柔らかい選択となる。
マックス・フェルスタッペン(レッドブル)が優勝した2022年大会はインターミディエイトからミディアムへと繋ぐ1ストッパーが主流となった。
1段階柔らかいレンジとなった事で、各チームの戦略が多様化するか、マルチストップ化が促されるかどうかが注目される。
ストリートサーキットのモンテカルロ市街地コース、ジル・ビルヌーブ・サーキットは例年、最も柔らかいコンパウンドが持ち込まれている。
グランプリ | C1 | C2 | C3 | C4 | C5 |
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バーレーン | ◯ | ◯ | ◯ | ||
サウジアラビア | ◯ | ◯ | ◯ | ||
オーストラリア | ◯ | ◯ | ◯ | ||
日本 | ◯ | ◯ | ◯ | ||
中国 | ◯ | ◯ | ◯ | ||
マイアミ | ◯ | ◯ | ◯ | ||
イモラ | ◯ | ◯ | ◯ | ||
モナコ | ◯ | ◯ | ◯ | ||
カナダ | ◯ | ◯ | ◯ |
今季は昨年未使用の「C0」がラインナップから除外され、製造されるコンパウンドが全5種類に減った。接頭辞の「C」に続く数字が小さいほど硬いものとなる。
サーキットの路面や気温などの特性・気象条件を考慮の上、ピレリは5種類のラインナップから週末に持ち込む3種類のドライタイヤを都度、決定する。硬い方から順に「ソフト」「ミディアム」「ハード」の名称が与えられる。
トレッド面に溝の入ったレインタイヤを含めて全5種類が持ち込まれる。ひと目見て識別できるよう、以下の様にサイドウォールに色ペイントが施される。
- ソフト:赤色
- ミディアム:黄色
- ハード:白色
- インターミディエイト:緑色
- フルウェット:青色